100均を活用して腕時計の裏蓋を開けるテクニック

腕時計 ライフ
当ブログはプロモーションが含まれます

腕時計の電池が切れたとき、「裏蓋さえ開けられれば自分で交換できるのに…」と思ったことはありませんか?

実は、ダイソーなどの100均ショップには、そんな悩みを解決する便利なアイテムが置いてある可能性があります。

専用工具がなくても、自宅にあるもので代用する方法もあるため、初心者でもチャレンジしやすいのが魅力です。

この記事では、腕時計の裏蓋を安全かつ簡単に開けるためのテクニックや注意点を、タイプ別・ショップ別に詳しく解説します。どんな時計でも100均工具で開けられるのでしょうか?

\マンガ・小説・・・気になる本を一気読み!Amazon Kindle Unlimited 30日無料体験

100均で使える!腕時計の裏蓋の開け方と必要な工具

腕時計

時計の裏蓋を開ける時に知っておきたい基本

腕時計の裏蓋を開ける前に、まずその時計の裏蓋がどのような構造になっているのかを確認しましょう。

裏蓋には大きく分けてネジ式はめ込み式(スナップ式)スクリュー式などが存在します。それぞれに適した開け方があり、適切な方法を取らないと工具が滑ったり、裏蓋や本体が破損する恐れがあります。

場合によっては、こじ開ける際に力加減を誤ると変形してしまう可能性もあるため、慎重な作業が求められます。まずはルーペなどで裏蓋の周辺を観察し、開閉のヒントとなる溝や切り欠きを確認するとよいでしょう。

裏蓋オープナーとは?代用品は何が使える?

裏蓋オープナーとは、時計の裏蓋を安全かつ確実に開けるために設計された専用工具で、多くは小さな金属製のヘラや三又の回転式オープナーが一般的です。これらは100円ショップでも取り扱いがあり、比較的手軽に入手できます。

しかし、どうしても工具が見つからない場合は、自宅にあるマイナスドライバー薄手のコイン(1円玉や5円玉など)、さらには使っていないポイントカードプラスチック製の薄いヘラなどを活用する方法もあります。

ただし、これらの代用品を使用する際には時計本体を傷つけないように、布を挟んだり、滑り止めの手袋を使用するなど細心の注意が必要です。

電池交換時に起こりやすいトラブルと対応法

時計の電池交換では、いくつかのトラブルが発生することがあります

たとえば、裏蓋を開けた拍子にムーブメント(内部機構)を不用意に触れてしまい、故障させてしまうケースや、電池のサイズが微妙に異なっていて装着できないことがあります。

また、裏蓋を無理に閉じることで、防水性能が損なわれたり、元通りに戻らなくなるといった可能性も考えられます。

これらを防ぐためには、作業前に静電気防止の手袋を使用し、事前に正しい電池の型番を確認することが大切です。また、電池を交換した後は、しっかりと裏蓋を閉じたか、時計の動作が正常かどうかを数分間確認しましょう。

ダイソー・セリア・キャンドゥの時計用工具

ダイソー、セリア、キャンドゥで、時計用工具は売っているのでしょうか?

ダイソー

ダイソーでは、

  • 「腕時計 電池交換工具」(税抜400円)
  • 「腕時計用 電池交換工具」(税抜200円)

の商品があることを確認できました。

これ以外では、「工具セット(時計バンド調節用)」(税抜200円)も役立つかもしれません。

注意点としては、今も生産されいているか要確認であること、店舗によっては置いていない可能性もあることでしょうか。

ダイソーには、腕時計にも使えるボタン電池の取り扱いもあるので、あわせて購入すると便利ですね。

セリア

調べた限りでは、セリアでは「時計の電池交換用の専用工具セット(裏蓋オープナーなど)」は販売されていませんでした。

ただし、「手作り時計キット」など、オリジナルの時計を作成するためのクラフト系商品は取り扱われており、DIY好きには人気です。

キャンドゥ

キャンドゥにおいても、調べた限りでは、時計修理に特化した工具(裏蓋オープナーなど)は販売されていませんでした。

ホームセンターなどもチェックすると良いかもしれませんね。

100均工具が売ってない場合の代用アイデア

腕時計

自宅にあるもので裏蓋をこじ開ける方法

時計専用の工具が手に入らない場合でも、自宅にあるもので代用できるケースは多くあります。

たとえば、薄いマイナスドライバーや金属製のやすりの端、定規の角なども、うまく使えば裏蓋を開けるための補助工具になります。これらは特にはめ込み式の裏蓋で有効で、こじ開け溝に慎重に差し込んでテコの原理を利用するのがポイントです。

ただし、道具によっては滑りやすかったり、壊れたりする可能性があるため、布やゴム手袋を活用して滑り止め対策を講じることをおすすめします。

作業する際は、机に柔らかい布を敷くなどして時計本体を保護し、安定した姿勢で慎重に進めましょう。

硬貨を使った裏蓋の開け方

硬貨(10円玉や5円玉)を使って裏蓋を開ける方法もあります。とくにはめ込み式の裏蓋に有効で、時計側面の小さな切り欠きや溝に道具の先端を差し込んで、ゆっくりと持ち上げるように動かします。

テコの原理を意識し、反対側をしっかり押さえながら少しずつ力を加えるのがコツです。10円玉などは厚みがあるため、隙間に入りづらい場合がありますが、代わりにヘラ状の金属製定規や、ペーパーナイフなどを使用するのも有効です。

力任せにこじ開けると裏蓋が曲がったり、ケースを傷つける恐れがあるので、慎重な作業を心がけましょう。

オープナーがない時の注意点

専用オープナーが手元にない場合、無理に開けようとすると裏蓋の変形、時計本体の破損、さらには内部のムーブメントにも影響を与える可能性があります。

作業の際は、滑り止めのある手袋を装着し、時計をしっかりと固定できる環境(滑り止めマットやクッション材の上など)を整えることが大切です。

また、十分な明かりと、時計内部が見やすいルーペや拡大鏡を準備することで、より安全で確実な作業が可能になります。

不安がある場合や、どうしても開かない場合は、無理をせず専門店に持ち込むのが賢明です。

裏蓋のタイプ別・開け方のコツと注意点

腕時計

ネジ止め式裏蓋の開け方と電池交換工具の選び方

ネジ止め式の裏蓋は、裏蓋に数か所の小さな凹みや穴があり、専用の裏蓋回し工具を使って蓋を回転させて開けるタイプです。

精密な構造のため、専用工具があるに越したことはありませんが、100均で販売されている精密ドライバーセットでも代用OKです。

特に先端が細くフィットするドライバーで、時計本体をしっかり固定しながら慎重に回すことがポイントです。

また、滑り止めマットやゴム手袋を活用するとより安全に作業ができます。回す際にネジ穴が削れないよう、必ずサイズの合った工具を選びましょう

スナップ式(はめ込み式)裏蓋のこじ開け&オープナー活用法

スナップ式の裏蓋は、はめ込み構造になっており、こじ開け用の隙間に工具を差し込んでテコの原理で開けるのが一般的です。

100均で購入できる裏蓋オープナーや、薄型の金属製カード(たとえば古いキャッシュカードなど)を使用することで、簡易的に開けることもできるでしょう。

工具を差し込む位置を見極めるには、裏蓋のフチをよく観察し、小さな切り欠きがある箇所を探しましょう

作業時は、時計本体や手を傷つけないように布を巻いたり、滑り止めを使用すると安全性が高まります。強い力を加えるよりも、じわじわと力をかけて少しずつ開ける方が成功率は高くなります。

特殊な裏蓋やグリップ固定タイプについて

一部の高級腕時計や海外製モデルでは、特殊な構造の裏蓋が使われていることがあります。

たとえば、裏蓋全体がネジになっていてケースにねじ込まれているものや、グリップ式で特殊な器具がないと開けられない構造のものなどがあります。

これらの時計は、通常の工具や100均の道具では対応できない場合が多く、無理に開けようとすると時計本体の精密機構を損なう可能性もあるため、専門の修理業者や時計店に依頼するのが賢明です。

見分け方としては、裏蓋にネジ穴や切り欠きがまったくない場合や、工具がまったくかからないような形状の場合は、特殊構造を疑いましょう。また、防水性を重視している時計ほど密閉性が高くなっているため、取り扱いには十分な注意が必要です。

専門ショップで交換する場合との比較

腕時計

時計店や家電量販店などの専門ショップで電池交換を依頼する場合、1,000円〜3,000円程度の費用がかかることが一般的です。

特に防水性能のある時計や高級ブランド品では、交換料金がさらに高くなる傾向があります。

ヨドバシカメラやビックカメラでも電池交換は行うことができるので、状況に応じて検討してみるのも良いかもしれませんね。

これに対して100均工具を使えば、電池代を含めても数百円くらいで済む可能性があるため、大幅なコストダウンが可能です。

ただし、自分で作業を行う際は、裏蓋を正しく開閉する技術と、適切な工具の使用が前提になります。

作業に不安がある場合や、時計に高い価値がある場合は、無理せず専門店に任せるようにしましょう

実際の腕時計裏蓋開け動画の紹介

実際に、100均の工具で腕時計の電池交換をしている動画を紹介しますね。

↑本記事でも紹介した、ダイソーの工具を使って開ける動画です。

↑こちらは、ビニールボールで裏蓋を外すという裏技が紹介されています。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事では、100均で手に入る便利な工具を活用した腕時計の裏蓋の開け方について、基本から応用まで幅広くご紹介しました。

最終的には自己責任になってしまいますが、ご自身で電池交換に挑戦してみたい方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました